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リサイタル2014

 <北牧香絵ヴァイオリンリサイタル>
  ピアノ伴奏:ラファエル・ゲーラ

 ・2014年8月5日(火)19:00開演
 ・ヤマハホール銀座
 ・4,000円(全席指定・ワンドリンク付)
※終了しました

CD
 北牧香絵ヴァイオリンリサイタル 
    <DVDプレゼント特典あり>

    北牧香絵 - ヴァイオリン -

    ラファエル・ゲーラ - ピアノ -
    シリル・デュピュイ - ツィンバロム -  

 ◎収録曲目 
  ・ベートーベン  ヴァイオリンソナタ 第5番「春」
  ・ブラームス  ハンガリー舞曲 第5番 嬰へ短調
  ・モンティ  チャルダッシュ
  ・サラサーテ  ツィゴイネルワイゼン

  ・オフィス・アミーチ KK-1001
    価格 ¥2,778+税

フランス国立リヨン管弦楽団
 ◎2014年7月 日本ツアー全公演に参加 
  ※終了しました




◆ごあいさつ◆
                    北牧香絵

ヴァイオリニストになるんだと、日本を出たのは平成元年でした。私は中学を卒業するのを待ち、クラシックの音楽は本場のヨーロッパで勉強しようと、ただそれだけを考えて留学をしたのですが、若気の至りと言うのでしょうか、外国で一人で生活をするとは、どういうことか? と言う事を全く考えないで勢いで行ったがために、毎日がわからない世界へ飛び込んでいく小さな挑戦と大きな発見との繰り返しでした。 

時代や演奏スタイルがどんどん変わっていく中、古きよき時代のフランス音楽を学びたくて時代をさかのぼるように、当時77歳のジャン・フルニエ先生と5年間勉強しました。日本を出る前、何一つ悩みのない恵まれた環境の中で生活をしていた私にはグレーゾーンが果てしなくある、フランス印象派の芸術がどの位理解できていたかわかりませんが、人生初めてのフランス音楽の世界に触れた感動、フルニエ先生との出会い、当時の挑戦と発見の繰り返し生活、今でもフランス芸術に触れると必ず当時の様々な思いが自分の頭の中を駆け巡ります。

その後、東欧、ロシア− ユダヤ系の先生に師事したり、オランダに住んだりと外国から見るフランス、外国人が感じたフランス芸術、又、作曲された時代が日本芸術に影響されていたという事で、逆輸入のようにフランス人が感じた日本をフランス人に教わる等、色々な面から見てきました。フランス芸術を理解する、フランスに馴染むということが、実際、本当の意味ではどういうことなのか自分では今だによくわかりませんが、仕事のオーケストラでフランス人の同僚に囲まれ、フランス音楽を奏でる時ほど本物に触れているなという感覚はフランスから見る外国では中々味わえないものだと思います。

何年フランスに住んでいても梅干ご飯にときめく私ではありますが、長い間フランスにいる日本人として、自分が毎日味わっている、本物に触れているという感触に出来るだけ近い空間を楽しんでいただけるよう、自分なりのフランス音楽を勉強し、演奏会に励みたいと思います。